もう他界してしまいましたが、私には毒親持ちの友人がいました。

定職につかず借金を作って家族に返済させる父親と、
その父親のいいなりになる母親のもとに生まれ、
それでも両親を驚くほど大事にし、
きつい仕事に耐えて親の借金を返し続け、
そうやって、頑張って、頑張って、
でも彼は、もうこの世にいません。

詳しい死因は聞いていません。
一生聞きたくないとも思います。

せめて彼が最後に思い出したものが、
良い記憶であることだけを願うばかりです。

何年かはお仏壇に手を合わせに行っていましたが、
彼の母親が、彼をあまりよく言わないのが非常につらく、
行かなくなってしまいました。

彼のことを悪く言われるのは納得がいきません。

彼が鬱病になったときに、彼の母親に会った事があります。
「最近怠けてばかりで仕事もしない」
と怒る彼の母親を見て、とても悲しくなりました。

親のために必死になって働いているのに、
どうしてそういうことを言うのか、
と反論しそうになったけど、
それが彼にとってメリットになるのか分からなくて、
何も言えませんでした。

うちに限らず、
子を悪く言ったり搾取したりする親はどこにでもいて、
それを彼らはなんとも思っていない。

つらい記憶です。